ポーランド的(?)週末旅行の楽しみ方

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多分これは全てのポーランド人に当てはまるわけではないのですが、結構私の周囲のポーランド人は「フレキシブル」です。

いろんな予定が割と驚くほど直近で決まったり、いきなりキャンセルになったり、何かをするのは決まっているけど、実際はほぼノープラン、出たとこ勝負と言うのは日常茶飯事。
特にドタキャンになった時など「ムキーーーー!」と苛立ってしまう自分に「ああ、日本ではいい加減だの適当だの言われてた自分にも日本人的要素が残っていたんだな」と妙にホッとしたりします(笑)
最近ではフレキシブルにいちいち驚いたり憤ってもストレスがたまるので、流されるように生きていこうと、あまり色々深追いしなくなりました。どうせ変更するので。

今回、相方の職場仲間が旅行に行こうよ!と言い出したのが2週間前。仲間をつのって少グループでペンションに泊まろうと提案が来ました。実はその前の週末もお出かけしており、ちょっと出かけすぎ?と二人で躊躇もしましたが、双方共に誘惑には弱く己に甘いので(笑)、二つ返事で合流決定!

日本だと余暇が貴重、かつ休暇を取りづらいので、急な予定はあまり好まれない風潮があるように思います。大抵「事前に」「みんなの予定を合わせて」「早めに」決めるのが普通。
「」内のキーワード、日本社会ではすごい大切ではないですか?
ポーランドは休暇取得の権利も守られていますし(所定の休暇を取らせなかったら職場が罰せられるので、むしろ上司から「休んでくれる?」と言われるらしい)、日本と違い「お伺い」がないので、一度決めたら進むのが早い印象です。
今回の旅行も、結局1週間前に一人がキャンセル(笑)。それでもフレキシブルなので、誰もあまり気にしていないようでした。(ああ、フレキシブルよ!)

今回の旅行にあたり、私が事前に聞いていたのは

・結構東のほうのペンションに泊まるらしい(ルブリンの近くってよ?)
・参加者5人、職場つながりで一組は夫婦
・車の移動
・3泊4日

…以上。

実は直前まで色々バタバタしてて私が全く情報を共有できなかったのです…いいんですけどね。
ペンションは朝食が出ないとだけ聞いていて、最低限のパンとソーセージ持っていけば現地調達できるベー。と高をくくってました。
出発は夕方でしたが、相方が出勤30分前の朝に「仕事に行く前に旅行の食材買い出し今から行こう!」などと意味不明なこと言い出すので「帰ってきてからでも行ける。つべこべ言わずに仕事行って!」と追い出したのでした…。

食べ物は大量に持参

しかし実際は、同行者が沢山食べ物を持参していました。ハム、チーズ、トマト、きゅうりのピクルス、ゆで卵、パン4本(大きいパン)、食器(フォーク、ナイフ)、コーヒー用の牛乳、ジャム、smarec(パンに塗るラード…ひぃぃぃ)、ワイン数本、ウイスキー、ビール等々

皆様が持参した朝ごはん。お、多い…(笑)

ポーランドの秋といえばきのこ!自家製きのこの酢漬けまで!

ハンガリーだけかと思っていたラード文化はポーランドにも。これをパンに塗って食べるのが最高だとか。私は胃もたれ怖くて食べてません。

こんな風にパンに塗って食べます。

みんなのすごい量の食べ物を見て、相方があんなにうるさく言っていた謎が判明し納得。
どうやらこれがポーランドのスタンダードのようなのです。(※ペンション利用時、ホテルだったら別だと思います)
ポーランド人、旅先に持っていく食べ物の量が比較的多い気がします。車だったから尚更。
そして食器やらも持参するのはさすが!としか言いようがありません。実際ペンションにはお茶用のマグカップしか置いてなかったので、皆さんはご存知だったのね…。
私もこれには反省し、二日目に慌てて食材とワイン、ビールを買いにいき、追加で提供しました(笑)。申し訳無さ過ぎて。

色々聞いてないことが多くて、準備が甘かったことを相方に追求された時に思わず反論しました。

miszka
ペンションがどういう設備があるかも聞いてなかったし、こんなに食べ物持ってくるなんて知らなかった。私はポーランドの常識がまだよく分からないし、日本の旅行の感覚では食べ物も最低限でいいと思うに決まってる!というか、食べ物多いよ!(笑)文句言うならちゃんと事前に教えてください!

それを聞いた友達の奥様に「あんたたち、単純にコミュニケーション不足よ」と正論頂きました。本当に!(笑)
普段フレキシブルが過ぎるので、面倒になって私も追及しなくなってきていたのが原因かと…

欲張らない観光

日中もあまりあちこち欲張って観光はしません。
のんびりぶらぶらと。ちょっと疲れたらパブかカフェに行ってビール!(笑)運転手のみコーヒーです。
私は観光を欲張って移動する旅が得意ではないので、このスタイルはとても落ち着きます。
どこかに行くのも、1日一箇所でいいや、という感じです。もしかしたら皆妙齢でそんなにパワーがないからかもしれませんが。
場合によりますが、外出先のレストランで食事をした時など基本は割り勘です。レストランでも個別会計には応じてくれます。

夜は軽食(こちらではがっつり夕食を食べる文化がなく、昼と夜の中間に所謂「夕食」を食べ、夜はパンとハム、ソーセージなどで簡単に済ませることが多いです)を食べて、お楽しみのお酒タイム。
各々持参したワインやウイスキー、ビールを飲みながら時には深夜までおしゃべりは続きます。皆、本当におしゃべりが大好きです。

ただのゲームも議論は白熱

今回は私がボードゲームを持参し、これまたワインを飲みながらゲームタイムの始まりです。
いい大人が徐々に興奮し、勝つために必死になってゲームをします。手加減なし(笑)。
驚いたのは、ルールで納得しない点があったら徹底的に議論すること。
よく理解できていない当事者がちゃんと理解をするまで、日本人の目から見ると「喧嘩の始まりですか?」とも思えるくらいの白熱した「議論」が始まります。議論慣れしていない私は横からドキドキしながら経過を見守ります。
「ルールはルールだから、それに従ってゲームすれば言いだけじゃないの?」という日本人的感覚は誰にも通用しません。
最終的には一同納得し、何事もなかったかのようにまたおしゃべりが始まるのです。
この後腐れのない議論文化に私が慣れる日は来るのだろうか、否。と思う日々です…。

全員を白熱させた恐ろしいゲームRummikub

フィンランドのリサイクルショップで驚きの3€で買った積み木のようなゲームBANDU

郊外のレストラン、土曜はどこも結婚パーティー

ポーランドでは土曜日は結婚式がよく開かれる日のようです。
郊外には主に結婚パーティーを生業とするレストランが多く、今回も私たちが立ち寄ろうとしたレストラン4軒中全てが結婚パーティーで貸切!最後にはもう皆で笑うしかないくらいの振られっぷりでした。
とはいえ、お腹もすいてきて、徐々に余裕がなくなってくる一行(笑)。最終的には、結婚パーティーで中で食事は無理だけど、テイクアウトなら、というレストランで食事を得ることが出来ました。特に田舎の街に行くときは、週末の郊外レストラン事情は考慮しておかねばと思った次第です。

街中にはこんな結婚式用に装飾された車が。

結婚式は次から次へとあるようで、次に行われる式の参列者が外で待機中

急ぐ必要のない旅は、ゆったりしたポーランドだからこそ

日常生活で時間に余り終われる必要がないので、ポーランドでは旅行もずっとのんびりと余裕を持って楽しめます。
日本ではどうしても旅行は欲張らないともったいない、という感覚でいることが多く正直誰かと旅するのが苦手でした。急いでもしょうがない、ゆっくり楽しもう、というポーランド流の旅は私にはぴったり。またポーランド人と旅するのが楽しみなくらいです。

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