ポーランド人の夏休み(山小屋編)

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ポーランドでは7月、8月は夏休みシーズン。一般的に企業でお勤めしている人たちもこの時期に夏休みを取得してのんびり過ごす人が多いようです。特に子供がいる家庭の人たちは、子供の夏休みがこの2か月なので、特に旅行へ出かける人が多いです。

我らは、パートナーの仕事場(という名のほぼ廃墟)をリノベーションしている関係で、家具やらリノベーション資材(壁用の石膏ボードや床板、シャワーブースやボイラー等々)を大量購入し、あまり財政に余裕がない、との理由で一度は今年のバケーションを諦めた(というか、諦めさせた!)のですが、ポーランド人のメンタリティではバケーションなしの夏なんてただの労働地獄だ、何のために日々頑張って働いているのか分からない!とかなり非難をされまして…。

というか、たかだかバケーションに対する意識の違いだけでなんでこんなに喧嘩(ポーランド人からしたら議論という名の意見交換らしいが)しないといけないんだろう、というくらいいがみ合って疲れたので、もう先のことを考えずにバケーションにGOサイン出しました…。

ポーランド人(というか、ヨーロッパ人全体に言えると思いますが)と日本人のバケーション間の違いについては、また別でご紹介できればと思います。メンタリティが違いすぎるので。

とりあえず、パートナーがそこまで切望したバケーションについては、Wizz Airで保有していたポイント(Wizz Air経由でBookig.comのホテルを予約すると、航空券購入時に使用できるポイントが10%キャッシュバックされます)を使用して、モンテネグロへ行くことに。その前に、友人が保有している山小屋へも行きたい!と言うので、バケーションというより、保養の感覚でウクライナ国境沿いの山まで来ています。

日本では山に囲まれて育った私。平地のポーランドで山不足してストレスが溜まっていたので、この提案には迷わずYESでした!

山小屋も自分で建設するポーランド人

我が家から車で約5時間半。山の向こうはウクライナそしてスロバキアという、ほぼ国境沿いのヴィエシュチャディ山地近くにある山小屋です。多分リヴィウまで行っちゃったほうが時間がかからないのでは…という気もしましたが(笑)、山なので時間がかかるのは仕方ないですね…。

日本の感覚では「別荘」と呼んでもいいかもしれません。一般的なポーランド人の多くは郊外の田舎や山にこのような別宅を持っている人が多い気がします。日本にいる知り合いで別荘を持っている人なんてほんの一握り、というか、ほぼゼロに近いので、ポーランド人の別荘保有率の高さには驚くばかりでした。特別お金持ちではなくても、そこそこ稼いでいれば手にはいるようで。

また、多くの人は土地のみを購入し、別荘や山小屋の建物自体は自分たちで時間をかけて建築(!)してしまうので、そこまでお金をかけていないというのも保有率の高さに影響しているのかもしれません。

今回訪れている友人の山小屋も、彼自身が自分で設計・デザインし、何年もかけて建築したものです。(というか、未だに現在進行形中で、内装工事はやれるときにやるので、二階部分は未完成)

完成するまではテントでキャンプ生活を楽しんでいたようで、川に遊びに行って戻ってきたらテントの中にクマがいたことがあった、という逸話があるくらいの山です…(笑)。

森の中でリフレッシュ

一般道から数百メートルの場所にある山小屋ですが、すでに森の中のため、窓の外は沢山の美しい白樺が。小屋の外に出るだけで森林浴を楽しめます。なんて贅沢なんでしょう!ちょっと先まで行けばキノコが生えているらしく、友人の朝の日課はキノコチェック(笑)。しかし、大抵の別荘の住民はキノコ狩りを楽しみにしているため、朝早く起きれた人のみキノコにありつけるという、競争社会になっているようです。このあたりのキノコ事情はどこの国も同じですね!

小屋の外に出ればもう森

山小屋だけど快適

友人の山小屋は、未だ建築途中とはいえ、必要な設備はほぼ整おっているため、料理もシャワーも問題ありません。私の知っているポーランド人の中でも抜群に生活力の高い友人により、山小屋なのに手作りピエロギや絶品ロスウ(ポーランドの代表的スープ)をごちそうになり、天気が良い瞬間を狙って徒歩5分の場所にある沢へ行って水遊び。素朴だけど最高に贅沢な時間を過ごさせてもらっています。自分たちが別荘を持っていないから尚更有難いです(笑)。

今まで食べたどのピエロギよりも最高においしい手作りピエロギ

山ならではのジビエ料理。知り合いのハンターが分けてくれたという、イノシシ肉のソーセージ。超贅沢!

雪解け水の川でリフレッシュ、なポーランド男子たち。私には寒すぎて、足を漬けるだけで満足しましたw

別荘、山小屋の住人達

多くの別荘保有者は都市部から来た人たち。
ワルシャワやカトヴィツェ、遠くはグダンスクから通っているという人も!!!
ヨーロッパは陸続きだからか、長距離運転をいとわない人が多いように思いますが、まさかバルト海からここまで来るとは!夏のためだけとはいえ、すごいと思います…。私には到底無理。というか、別宅まで管理するなんて、到底考えられません!面倒くさい!!というのも、自分自身がそもそも田舎の人間だからメンタリティが違うからかもしれません…。

兎にも角にも、山小屋を持っている友人のおかげで、最高に幸せな山生活を楽しませてもらっています。静かで、時間の勿れもゆったりしていて、空気もきれいで、最近ギスギスして疲れていた気持ちが一気にリフレッシュされているのを感じます。

自分では維持管理は到底無理だけど、やっぱり山生活はいいなぁ、と思う田舎者の私でした。
(今住んでいる中規模の街も便利だけど、私にはそれでも都会すぎるのかもしれない…)

ポーランド人の夏休み(山小屋編)その②

2018.08.30

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