ポーランド人の夏休み(モンテネグロ編)その②

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モンテネグロでの滞在も終わりに近づいてきました。

元々予定していたのは7泊8日。観光の予定はそもそも皆無。とにかく夏らしい場所で夏を満喫したい!というのが、我が家のパートナーの希望。私自身は観光をすること自体にあまり興味がないため、この点ではお互いの利害が一致して良かったです。

一応現地発着ツアーも色々あるにはあるんですが

さて、7泊8日も観光せずに何をしているのか?と思いますよね?
この7日間、こんな風に過ごしていました。

ホテルの部屋が条件違いというトラブル

事前にBooking.comで調べて予約していたホテルは「シービューのバルコニー付き」の部屋でした。説明文と写真も隅々までチェックして確実に「シービュー」であることを確認してから予約したはず…なのですが、チェックイン後に案内された部屋は「プールサイド」の部屋。勿論バルコニーもなければシービューでもありません。

ここで引き下がらないポーランド人。とりあえずガガガッと交渉開始。

パートナー
予約時の情報と違いますよ?シービューのバルコニー付きが保障されていたからお宅のホテルを予約したのに、これじゃ約束違反ですよ!この分の補償をしてもらわないと、こっちも納得できません!!

と強く出ます。勿論相手もひるみません。こちらでは交渉ができてなんぼなので。とりあえずボスに連絡を取ってもらいます。
私たちが予約していたはずのシービューの部屋は2日後に空室になるとのこと。その後でよければ部屋の移動ができるといいます。しかし、結局私たちは本来楽しめるはずだったシービューを2日損することになるので、我が家のポーランド人はまだまだ交渉のテーブルから離れようとしません(笑)。

最終的に「最終日、出発時間ぎりぎりまで部屋を使用できるレイトチェックアウトの権利」を獲得(笑)。帰国便はほぼ深夜に近く、チェックアウト後はどこかへ行かなければいけなかったため、最終的には私たちには美味しい条件で交渉和解することができました。

で、結局どうなったかというと、シービューの部屋よりもプールビューの部屋のほうが断然居心地がよかったんです(笑)。

背後にはすぐ山。海と山を同時に楽しめて一石二鳥。

シービューのバルコニーはあまり大きくなく、ごろんとしながら海を楽しめるものではないのに比べ、プールビューの部屋は窓を開ければすぐそこにプールがあり、シーベッドも使いたい放題。9月はシーズンオフに近づいているため、お客も中高年が多く誰もプールで騒いでいません。そして終日ほぼ誰もプールにいない、もしくはただ寝ているだけの人が来るのみ。プライベートプール状態でした。時々子供連れがやってきて大騒ぎしますが、それも数時間で終わるので、許せる範疇。

というわけで、結局そのまま同じ部屋に滞在することにし、揉めたけどいい条件で滞在できることになりました。
この辺り、負けじと交渉を続ける我が家のポーランド人、さすがです…。私も基本的に引き下がらないタイプなのですが、多分ヨーロッパの人からしたら交渉の仕方が柔らかすぎるんでしょうね。遠慮なんてするな!とよく怒られています(苦笑)。

とりあえずぼーっとする

そのような訳で、窓を開けたらすぐプールの部屋に滞在しているわけですが、プールで終日泳ぐわけでもなく、とりあえずシーベッドに横たわってぼんやりとします。モンテネグロの気候がカラッとしているため、太陽の下に出ると流石にジリジリと熱く感じますが、日陰にいたら心地よい気温。日焼けするわけでもなく、この心地よい気候をただただひたすらに楽しみます。

誰もいないプール

他のお客さんと会話を楽しむ

たまたまなのですが、滞在していたホテルがポーランドの大手旅行会社「RAINBOW」のツアー先になっていたらしく、ここはポーリッシュコロニーか?と思うほど、ポーランド語がよく聞こえてきます(笑)。一人でツアーに参加しているという男性と旅の情報交換をしたり、ツアー会社の手配トラブルについて話したり。

ちなみにこの男性、同じくシービューのバルコニー付きでツアーを申し込んで、なんと1週間で3000zl(約94000円)も支払ったそうなのですが、手配された部屋はバルコニーもなければ椅子もない部屋だったそうで…ちなみに去年も同じRAINBOWでトルコのリゾートに行ったそうですが、その時は旅行者リストに名前がなくてホテルに滞在できなくなるところだった、というトラブルがあったそうで…。彼はもう二度とRAINBOWは使わない!と断言していました(笑)。貴重な情報をありがとうございます。

ひたすら本を読む

エチオピアの大統領に関するるポタージュだとか

今回のメインの目的でもあります。海沿いで、特に何もせずにただただ本を読む。
これが面白いほどはかどり、4日間で2冊の文庫を読み終わりました。パートナーも4冊の本を持ってきたのですが、既に3冊目も読み終われそうだということで、大満足しています。

旅の定番、米原万里さんの文庫本と知人からもらった韓国のお坊さんの本

日常ではどうしても集中して本だけを読む時間を捻出できず、読めない本が山積みになっていたため、何もせずに本に集中する時間があることがとても嬉しいのだとか。

海で水遊び

気が向いたらビーチへ行ってひと泳ぎ。というか水遊びを楽しみます。水温はそこまで冷たくなく、水深が浅い場所はぬるいと感じるほどの心地よい温度のため、水に入った瞬間は「冷たい!」と感じますが、一度入ってしまえば直ぐに心地よくなります。

また、日によっては波が強いときもあり、浅瀬でビッグウェーブに身を任せて、波乗り遊び(?)を安全に楽しむことができるのも、今回のビーチのメリットの一つでした。私自身は泳げますが、平泳ぎや立ち泳ぎが得意ではないため、どちらかというと海は泳ぐよりも水を楽しむもの、という立場です。そのため、遠浅のビーチで、足がつく場所で波が楽しめるのは好条件でした。

お酒を楽しむ

地元ビールも中々(1杯2€)

これはポーランド人パートナーに限ったことですが(笑)。
とりあえずプールサイドにもワインを常備。暑くなったらビールを楽しむ。といった感じで、のんびりとお酒を楽しんでいます。ワイン片手の読書は至福の時なのだとか。私はというと、部屋で入れたインスタントコーヒーを片手に、近所のマートで買ったワッフル菓子を食べながら、同じく読書を楽しんでいます。

気が向いたら食べる

ホテルは食事なしのプランだったため、近所のマートで買った0.4€のパン(安い!)とインスタントコーヒーで簡単に朝食を済ませ、昼食兼夕食は気が向いたら(=お腹が空いたら)食べる、を繰り返していました。なにしろ、大したことをしていないので、そこまでお腹もすかないのです。

因みに、現地レストランで2回パスタを注文したのですが、それぞれ違うレストランだったにもかかわらず、どちらもかなり残念なレベルでパスタがソフト麵状態で、要するに「美味しくない」ものでした…ご近所のアルバニアのパスタは絶品だっただけに期待外れに驚きました。もしかしたら美味しいお店はあるかもしれませんが、以来私はパスタは避けてます(笑)。

パスタが茹ですぎの上に全く味がなかった…

その他のピッツァ、焼き魚は美味しかったので、物によるのでしょう。基本的に値段はやや高めです。ビーチなので仕方ないですが、食の選択肢が少ないため、肉料理、パスタ、リゾット、ピッツァ、を回転させていくしかなく、数日で飽きてラーメンを夢見るようになりました(笑)。20代のころはそうでもなかったのに、最近は1週間米か麵が食べられないと、いつの間にかラーメンの事ばかり考えるようになりました。どうしてでしょうかね(笑)。

一般的には皆さん日焼けしてます

以上は我々の過ごし方ですが、その他の旅行客を観察していると、基本皆さんビーチで寝転がって日焼けですね。時々思い出したように海に入っていますが、ほとんどの人々はビーチで寝そべったが最後、食事に行くまでひたすら日焼けしています。肌が真っ赤になろうがお構いなしです。むしろ真っ赤を通り越して、浅黒くなるまで頑張っている(我慢している?)ように見えます。何が彼らをここまで日焼けさせたがるのでしょうか。不思議。

主な旅行客は中欧、バルカン諸国

私たちが滞在している場所で耳にするのはポーランド語、ドイツ語、チェコ語、その他推定セルビア語、推定南スラブの言葉。主にビーチリゾートがあまりない国から来ているようです。駐車している車のナンバーを見ると、セルビアが一番多く、次にボスニアヘルツェゴビナ、その他EU諸国(ハンガリー、チェコ、ポーランド、のナンバーは見ました)。所謂「西側」の人たちは少ないようです。

海で波遊びしている時に一緒になったおじさまは、スウェーデンから来ているモンテネグロ人と言っていました。1992年に移住したそうなので、丁度紛争があった時期と一致します。

アジア系が皆無なのは言わずもがな。ビジネスで来ているっぽい中国人男性は見かけましたが、投資?でしょうか。

結論、大したことはしていない

一応、近場の観光地へ行くツアーなども出ているようなのですが、3日もボーっとしているとどこかへ行くのも億劫になってしまい、ならばプールサイドでぼんやりしようや、ということに。夏の太陽は人間をとことん怠惰にさせる様です(笑)。それでも数日で気分がリフレッシュされているのを実感するので、やはりのんびり怠惰にぼんやりとする時間が人間には必要だと実感。日本でもゆっくりとしたバケーションが楽しめる時代が来ますように…と願ってやみません。

ポーランド人の夏休み(モンテネグロ編)

2018.09.05

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