ヨーロッパ旅行の際に知っておくと便利かもしれない旅ハック

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旅先で飛行機や荷物に関するトラブルに遭ったことがある方も多くいらっしゃるかと思います。筆者自身、学生時代からちょくちょく海外旅行に出かけていましたが、不思議とトラブルにはあまり遭遇しませんでした。が、何故かポーランドに移住してきてから、飛行機でのトラブルに度々出くわすように。
私の経験を元に、ヨーロッパを旅行する際に知らないと損をする!と実感した旅ハックをいくつかご紹介したいと思います。
 

3時間以上の飛行機遅延は補償金が請求できる

EU261法によって、EU系の航空会社運航によるEU発着便及び非EU系航空会社運航によるEU発便については遅延及び欠航補償が定められており、200ユーロから600ユーロの範囲で、条件によって定められた補償金額を航空会社が乗客に払う、もしくは無償で代替便や宿泊施設の提供を行う、遅延時間によっては食事の提供をする義務があるそうです。

但し、この補償は対象となる搭乗者本人が申請しないと保証されない仕組み。日本ではこの補償制度についてあまり周知されていないので「え、知らなかった…もしかして過去の遅延も対象となっていたのでは」と思い当たる節がある人もいるのではないでしょうか。

私自身全くこの制度を聞いたことがなく、以前日本へ帰国する便で2時間ちょっとの遅延があった時に、ポーランド人のパートナーから「あと1時間遅延してたらお金貰えたのについてないな!」と言われ(笑)初めて知りました。その時はミールクーポンの提供がありましたが、特に急ぐ旅ではなかったのであと数時間の遅延で補償金が貰えたのに…と少々残念な気持ちになりました(笑)。

補償対象となる遅延や欠航の範囲についてはTak Travel Consultingさんのブログに分かりやすく紹介されていますので、是非参考になさってみてください。

また、直接交渉は面倒くさいという方には、なんとこの補償額を回収してくれる代行サービスなんというのもありますので、手数料を取られてもいいから簡単に済ませたいという方にお勧めです。(私のパートナーは「こんな簡単な手続きで代行手数料が取れるなんていい商売だ。自分がやりたいくらいだ」と言っていますw)

英語のやり取りに不便を感じない方であれば、自分でやるのが一番手っ取り早く補償額も大きいので、幸か不幸かヨーロッパで遅延や欠航に遭遇された際には是非申請してみてください。

<EU216法に基づく遅延・欠航の補償金回収代行業者(英語)>
AirHelp
refund.me
claimflight.com
getservice.com

<各航空会社のHP(EU261法関連)>
フィンエアー
ルフトハンザ航空
エールフランス航空
ブリティッシュエアウェイズ
KLM

旅行鞄の破損の保証も手厚い

これまで何十回も海外へ旅行したことがありますが、振り返れば基本的にバックパックを機内持ち込みしていたため、預け荷物のトラブルがあまりありませんでした。ポーランドに来るようになってから、その都度大きいスーツケースに制限量ギリギリまで荷物を詰め込み持ち運びしているからか、度々旅行鞄の破損に遭遇するようになりました。

初めての破損は、移住するとき。スタイリストバックのような、90L以上入るナイロンの肩掛けカバンを預け荷物として輸送しました。が、バゲッジクレームで出てきたのは、肩掛け用のひもが縫い付けられている部分からビリっと大きく破けてしまった私のカバン…。幸い中身はビニール袋等で個包装していたため、中身がこぼれ落ちて紛失はなかったのですが、見るも無残なお姿になっておりました。

綺麗にパッカリと破けた鞄。荷物の詰めすぎだったかもという気もする。

元々そこまで高い鞄ではなかったし(楽天で〇〇〇〇円の安い中国製)、スーツケースでもないので「仕方ないか」と話していたところ

パートナー
え、何言ってるの?これ当然クレームでしょ!カバンが破損してるんだよ?さぁ、カウンターに行こう

と、意気揚々。税関を通過する前に、預け荷物を取り扱う会社のカウンターへ行き事情を説明。なんと後日代替品と交換になりました。カウンターで貰った対応会社の連絡先へ電話をし、代替品の候補リストをメールで受領し、オンラインで交換を希望するスーツケースを選びます。なんとこの代替品リストがポーランドの鞄ブランドであるWITTCHENのスーツケースなども含まれており、まるで「金の斧、銀の斧」の気分に(笑)。受理されたリクエストはすぐに処理され、約1週間程度で新しいスーツケースが自宅に配送されました。

なんでもEU内では預け荷物の破損についても比較的手厚い保証があるようで、私のケースもこれに当てはまり交換となりました。ただ、空港のカウンターで破損状況を確認してもらう時も、担当スタッフは鞄を一瞥しただけで特に詳しく調べることもなく書類を受領し、こちらが面食らってしまったくらいの適当さゆるさ。

この保証があるのなら、特別高いスーツケースや鞄を預けない限りは、旅行保険を使うよりもずっと簡単で楽かもしれない、というのが個人の感想です。短期間の滞在や、滞在先があちこち変わる旅の場合は、この鞄破損補償を受けるのはやや厳しいかもしれませんが、長期滞在を予定されている方はもしもの時に覚えておくと役立つ情報ではないかと思います。

ロストバゲッジ+破損の場合

先日、中国国際航空を利用した際、帰国便の預け荷物がロストバゲッジに。荷物は数秒で検索され「北京から動いていませんね」と言われたのですが(笑)、その後フランククフルト経由であっという間に運ばれて、なんと翌日には自宅に配送されました。…が、戻ってきたスーツケースは何故かフロントポケットのジッパーが壊され、ポケット部分も引っ張った後で引きちぎられたような状態。

フロントポケットが強くぴっぱられた後のようにビリビリと破られジッパーも壊れ、鍵部分のボタンも破損。

何をどうしたら、ただ荷物を運ぶだけでこんな状態になるのか皆目見当がつきませんが、とりあえず配送業者の方も破損は認識しているため、必要書類を貰って航空会社に電話しました。

このようなケースの場合、空港で破損が確認されるのとは別で、破損状況が実際に確認されているわけではないため、以下の証拠の提出を求められました。

・破損したスーツケースの写真
・購入時のレシート(実際には手元にないため、スーツケースブランドのHPに掲載されている同等商品のリンクと、購入時の価格を申請)
・航空券の写し
・荷物預け時に貰った控えの番号シール
・身分証明書の写し

その後中国本社で審査が行われ、最終的に300zlの現金返済が決定されました。スーツケースは他にもあったので、本音を言うと鞄と交換より現金がずっと嬉しかったです(笑)。必要情報を報告した後、2週間後に問題なく振込が行われました。

だめで元々、試さない手はない!

皆さまも、もしヨーロッパ着の便で荷物の破損があった場合は、是非泣き寝入りをせずにまずはバゲッジクレームカウンターで申請をしてみてください!私のケースのように、金の斧が返ってくるかもしれません(笑)。

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2 件のコメント

  • 先日、ロンドンへ個人旅行に出かけたところ、ヒースローで預け荷物が紛失し、1週間後、日本に帰った時に見つかるという、噴飯ものの悲劇に遭遇しました(日本でルフトハンザの業務代行しているANAがスーツケースの形状等を詳しく聞き取りしてくれて、それをロンドンに連絡してくれた結果。その上さらに帰国便は機材の故障で6.5時間遅延)。
    で、お聞きしたいのですが、携行品の遅延に伴う補償は、届くまでの生活に必要な日用品に限られているのですが、チケットが期限切れとなった場合など、その他の事由はなぜ、対象にならないのでしょうか?個別判断ということですか。

    • こんにちは。帰国便が6.5時間も遅延はひどいですね!!
      こちらの遅延はEU261法で確実に補償請求ができると思いますが、携行品は分りません。
      ご質問されているのは、海外旅行保険でカバーされている携行品の遅延のことになりますでしょうか?
      EU261法では携行品の遅延保障については定められていないため、海外旅行保険のことになると、各会社で対応が異なると思いますので、ご契約の約款を読み込んでいただくのがいいかと思います。私自身は、携行品が遅延した際の補償を申請したことがないため調べたことがありません。

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