一時帰国した時に気付く日本のあれこれ

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ポーランドに住み始めて早2年が過ぎましたが、有難いことに少なくとも1年に1回は日本へ帰国することが出来ています。それでも帰国するたびに感じる「浦島太郎感」。やはり住んでいないと日本の色々なことが不思議に(?)、そして驚きに感じることが増えてくるようです。

そこで、海外居住者が一時帰国時に気になった日本のあれこれをご紹介したいと思います。

街に溢れている情報が多い!

特に大都会(私は地方の田舎出身です)で感じることなのですが、街にあふれている情報の多いこと、多いこと!街中にいるだけで、目から耳から様々な情報が淀みなく押し寄せてきて、軽く疲れてしまうほど。数分おきにある駅のホームのアナウンス、出発音、サイン、電光掲示板、等々。求めていなくても情報が押し寄せてくるため、情報過多にあっぷあっぷしてしまいました。

勿論情報があることは有難いのですが、ここまであると感覚が麻痺してきてしまう…と不安になりました。
ポーランドでは必要最低限の情報しか流れませんし、道のりや方角を示す表示も必要最小限です(逆に「不親切…」と思うこともありましたが、そんなもんだと思えばそう困ることもありません)。

インテリアデザインを教えている友人曰く、ヨーロッパでは「情報過多になると受け手の負担になるため、表示等のデザインは情報を必要最低限に絞って、可能な限り簡素にすること」が鉄則で教え込まれているのだそう。翻って、日本。基本情報は痒い所に手が届くくらいに沢山盛り込んでいますし、なんなら痒くない部分も痒いと思わせてしまうのではないか、と思うほどの細かさですよね(笑)。そしてアナウンス音声も頻繁に流れます。

どちらがいいかは好き嫌い、慣れ不慣れ等があると思いますが、ポーランド生活に慣れ初め、日本の情報量の多さには脳がついていけなくなっている私には厳しい感じでした…。新宿駅にいるだけでぐったりしました。人混みに慣れていない、というのもあるかと思いますが。

店員さんが恐縮するほど親切

「さすが!」「すごい!」と思う反面、「そこまでしてくださらなくても…」「恐縮です…」となってしまうのが日本の店員の礼儀正しさとお客様第一主義の徹底されている部分。もう、ご丁寧な言葉使いと挨拶だけで「わわわ、そこまで私にしてくれなくてもいいんですよ!」と心拍数が上がってしまいます。郵便局ですらそうでした(笑)。

だからといってポーランド人が不親切であるというわけではありません。これまで住んでいて理不尽な不親切さにはそこまで遭遇していませんし(例外はスーパーのビエドロンカの店員さんですが(苦笑)。ここは当たり外れが多すぎて、ポーランド人でもイラっとすることがあるとかw)、少なくとも私が住んでいる地域のお店のスタッフは必要最低限に親切でフレンドリーです。ただ、過剰なサービスや日本人が当たり前と思い込んでいる親切さには欠けているのかもしれません。私には丁度いいのですが。

なので、暫く「丁寧で礼儀正しい接客」というものをすっかり忘れており、日本に帰ってくるたびに驚いてしまいます。ただ、皆さんお客様第一主義に慣れすぎてしまって、そこまでしなくてもいいのに、と思うようなことも普通に接客に組み込まれているとも感じることも。皆さん感情労働のし過ぎで心と体を壊してしまいませんよう、と思わずにはいられません。

自分もずっと同じことをしてきて当たり前と思っていたのに、一歩外に出ると違う事が見えてくるのだな、という分かりやすい一例が私の場合はこれでした。日本人はもっと過剰接客を減らして省エネ労働しても誰も困らないと思います!

素敵なものにあふれている!!!

やはり日本で育ったので、物のデザインや好みはどうしても日本的なものに目が行ってしまいます。勿論ポーランド、そしてヨーロッパにもそこにある素敵なものはあるのですが、日本のように沢山の選択肢がありません。このアイテムならこのお店、これならここ、とおおよその買い物先も自然と絞られてきます。洋服も日本人が好きなふんわりとした所謂「ナチュラル系」的なものは皆無(いや、あるのか?)で、ゆったりと楽に着れる服の選択肢がほぼ無い…。

が、そこはやはり日本では、日本人好きするもので溢れていて財布のひもが緩んで恐ろしいです…!!!
ポーランドでは古着屋とカフェでお金を使うくらいで、あまり物を買いそろえたりしていなかった私ですが、日本に到着した瞬間、新宿駅に踏み込んだ瞬間に「ふわぁ…なんじゃこりゃぁ…!」な浮かれた気分になり、無駄にゆずの香りのするハンドクリームやら、こだわり食材のキーマカレーのレトルト等々、なんだかよく分からない買い物を次々と…。ジャパンスタイルのアイテムがこんなに素敵にキラキラ見えてくるとは…ポーランドにないものは何でも数割増しに素敵に見えてしまう病気にでもかかったのでしょうか。

故に、ポーランドでは売ってないものに関しては普段はきつい財布のひももゆるゆるになってしまうようです。
ゆずの香りは日本が恋しい時に手に塗ってニヤニヤしたいと思っています。日本にあるようなかんきつの香り(苦いようで酸っぱいようなかんきつの香り)ってヨーロッパではあまり見かけないので…。私にとって分かりやすい日本的な香りがゆずでした。(桜の人工的な香りはそうでもなかった)

麺の種類が豊富

ポーランドに住んでいるとなかなか手に入りにくいのが、ラーメンや焼きそば用の中華麺。乾麺の類(うどん、そば、そうめん)は味をとやかく言わなければ手に入りますが、生めんはあったりなかったり(少なくとも私の近所には売ってるスーパーがない!)。
当然ですが、日本のスーパーでは麺だけでも冷蔵コーナー、インスタント食品コーナーと所狭しと並んでおり、嬉しい悲鳴が出てしまいます。「日本ってものが沢山ある~~~」と一人テンション高くスーパーを駆け抜けたり。こんなにスーパーの買い物が楽しいのは一時帰国の時だけです(笑)。

スキージャンプが全然盛り上がっていない

最後にして最大のショックですが、予想していた通り、日本では全くスキージャンプ(男子)が盛り上がっていません…。ポーランドでは毎週末お決まりでワールドカップ中継を見て、スキージャンプのお陰で憂鬱で長い冬をなんとか乗り切っていた私ですが、日本では本当に全く中継をしていないのですね…。勿論競技時間が日本の深夜にあたるため、中継をしても視聴者がいないというのは分かりますが、ならば録画放送でも放送しないとは。

小林陵侑選手という世界王者がいるにも関わらず、です。寂しいですね…。いつものお決まりで、海外逆輸入でもいいので、日本でも人気が出てくれることを願っています!

今後はシーズン中の日本への一時帰国は避けなければいけません(笑)。

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