ポーランドの家の暖かさの秘密

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以前、日本ではなぜセントラルヒーティングが普及しないのかについての記事を書きましたが、今回はポーランドの家が温かいもう一つの理由について紹介したいと思います。

日本では何故セントラルヒーティングが普及しないのか問題

2017.10.09

ポーランドの家が暖かいのは外壁にも秘密がある

ポーランドではセントラルヒーティングによって家全体を暖めているため、日本のような局所暖房ではなく、家のどこにいても暖かさを感じられて快適なのですが、それ以外にも家の暖かさを維持できる秘密がもう一つあります。それは、外壁に施されている断熱材です。

外壁工事でもう一層断熱材を張り付けて塗装しなおしています。

右が工事が終了した建物、左は工事中です。塗装前は見るからにボロイ外見だったのが見違えるほどの大変身をしました。

最近、近所の古い集合住宅が一斉に外観のリノベーション工事を始め、丁度断熱材を追加する作業もしていたので写真に収めてみました。写真に写っている白いブロック状のものは発泡スチロールで、その厚さは20㎝近くあるのではないでしょうか。このブロックをレンガのように外壁に積み重ねて貼り付けていき、最終的にその上から塗装をしてきれいな壁に修復します。

一番最初の写真に写っている、この発泡スチロールのような断熱材が外壁が受ける風や外気の冷たさを遮断し、部屋の中に冷気を伝えにくくしているため、部屋の暖かさが維持できるのです。また夏は、この分厚い壁によって太陽の直射日光の熱が室内に伝わるのを防いでいるため、比較的涼しく過ごせるようになっています。断熱材ってすごいですね!

引っ越し先条件、断熱材が施されているかどうかも重要な要素

現在のアパートに引っ越す前は、築50年以上で満足なリノベーションをしたことがない一軒家に住んでおり、その家はこの断熱材が壁に施されておらず、壁際にいると冷気を感じるほど寒かったです。それからは、引っ越し先を検討するときにも、第一に「セントラルヒーティングがある物件」、第二に「壁の断熱対策が施されている物件=窓よりも外壁が外側に分厚くはみ出ている物件」が希望条件の優先条件になったほど、憂鬱な冬、せめて快適な家の中で暖かく過ごしたい、と欲が出てくるというものです。

日本での生活では室内が寒く、それはそれで不便さもありましたが、何よりも日中おてんとさまに当たることができるのが精神衛生上にもよく、日中は日当たりのよい家の中は自然光でぽかぽか暖かかったのと、なにより空気がここほぼ悪くないので外に出ても気持ちがいいというのが快適で、今では冬の日本が一番恋しいほどです。たとえ実家に帰ってしもやけになったとしても(笑)。

新築物件に断熱材を施工するのは義務

最近のポーランドの法律では、新築物件を建設する際には、必ず壁の断熱処理をすることが建築条件に含まれているため、新しい建物は寒くて困るということはないそうですが、古い建物の場合、ぱっと見の外見がきれいにリノベーションされている物件でも、実は石炭ストーブ暖房であったり、壁が薄くて寒いということもあるので、こういう点から物件を検討するのも大事な要素の一つになると思います。

もう一つの秘密、外気を遮断する二重窓

日本では北海道(東北地方も?)くらいでしか見かけない二重窓、こちらではどの家でも普通に施工されています。その名の通り、所謂一枚板の窓が二つ設置されているものもあれば、一見一枚板の窓に見えて実は二重加工が施されている窓、と様々です。前者は主に古い住宅や、リノベーションされていない部屋に多いように見受けられます。

また、窓のフレームも、日本のようなアルミサッシではなく、特殊プラスティックで施された頑丈なフレームで、窓からの隙間を一切遮断してくれる上、私の家の窓には結露を防止するための通気口が窓につけられており、気密性の高い室内に住んでいてもカビや結露の心配をせずに快適に住める工夫がされています。

結露がないのはいいんですが、なぜ上から隙間風が入ってくるのか謎…

ところが、我が家の窓際がどうにも寒いのでなんでだろうと思っていたら、どうもこの通気口から隙間風がビュンビュン室内に入ってきているようで…。通気口は小さなレバーで開閉の調節ができるのですが、それとは関係なく空気は上部から漏れているようです。このタイプの窓に住むのが初めてのため、解決策がわからず、相変わらず窓際は寒いです。どなたかいい知恵をお持ちの方がいらっしゃったら助けてください。(なぜかうちのポーランド人もよく分からないといって役に立たない!)

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