史上3人目スキージャンプ週間完全制覇!小林陵侑選手に対する海外の反応

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相変わらず日本だけが何故か盛り上がっていない、というか、盛り上げてくれていないスキージャンプ。

ついについに、多くスキージャンプファンの期待を裏切らずに、22歳の新星・小林陵侑選手が史上三人目のフォーヒルトーナメント(スキージャンプ週間)の完全制覇を果たしました!

小林陵侑選手が大活躍!年末年始の一大イベント「スキージャンプ週間(Four Hills Tournament)」

2019.01.01

昨年ポーランドのKamil Stoch(カミル・ストッフ)が史上二人目の完全制覇を果たし、暫くないのかと思ったのもつかの間、今シーズン「覚醒した」と言われ、ワールドカップ連勝で快進撃を続けていた小林陵侑選手が後に続きました。過去66回行われた歴史あるこの大会でグランドスラムを達成したのは僅か3名のジャンパーのみ。これがどれだけの偉業なのか、多分分かっていないのは日本人だけかと…ああ、寂しい!!

ヨーロッパ(特にスキージャンプが人気の国、ポーランド然り)では、日本の箱根駅伝のような存在で人気のある大会がスキージャンプの「フォーヒルトーナメント」で、勿論ポーランドでも地上波で完全生中継。

競技中継前には「小林陵侑選手の強さは何か?」を分析した特集が放送されたり、トレーニングの様子、本人のinstagramの写真を紹介したりと、地元選手よりも詳しく時間をかけて紹介されています。ポーランドもトップジャンパーが沢山いるにもかかわらず、です。取り上げられ方は完全にワールドスター級。現地に入っているすべてのメディアが小林選手に注目しているといっても過言ではないくらい、それくらい大きな取り上げられ方なのです。

「日本では残念ながらかなり盛り上がってない、っていうか、多分やってることすら知らない人ばかりだよ」

と我が家のポーランド人に伝えたところ「お前が盛り上げろ」と言われましたが(笑)。

非力ながら、非公式応援団として、ワールドスタースキージャンパーの小林陵侑選手を応援する会ポーランド支部として、生暖かく今シーズンを見守っていく所存であります!

では、スキージャンプが大人気。スキージャンプ大好きのポーランドでは、今回のスキージャンプ週間完全制覇についてどう報じられていたのでしょうか?現地メディアの報道をいくつかご紹介します。

ポーランドのスポーツメディアの反応

「小林陵侑がスヴェン・ハンナヴァルドとカミル・ストッフに仲間入りしました!」

「おめでとう!ハンナヴェルトやストッフと同様、日本人のジャンプが歴史入り。」

「小林はビショフスホーフェンで完全に成し遂げました!」

英語が苦手なことがむしろアドバンテージ

ポーランドの国営放送TVPのスポーツチャンネルで紹介されている記事が興味深かったので、twitterに投稿されていた以下の記事の日本語翻訳を紹介します。

「小林陵侑とは誰ですか?”彼はまるでゲームで遊んでいるようだ”」

11戦中8勝。表彰台を逃したのは1回のみ。この数字の裏には何が隠されているだろうか?22歳の秘密とは?

その質問にはジャンパー自身が「アプローチポジション(助走姿勢)の変更です。今はより低い姿勢で滑ってます」と、クリスマス休暇に日本メディアに対してこう答えている。ヨーロッパの専門家たちはこの日本人が力強いリフレクションを持っており、飛躍において他を引き離している事に疑いを持っていない。その他には?再度小林の声を紹介しよう。
「他のジャンパーを研究しました。皆のジャンプから何かを得ています」
彼はフォーヒルトーナメント(スキージャンプ週間)の前にこう答えた。

今では、他が彼のジャンプから学ぶことができるだろう。
カミル・ストッフはワールドカップリーダーになることに対する精神的重圧には特に注意を払っていた。彼はグランドスラムへの道が如何に精神的荷重がかかるかをよく理解していたのだ。昨年、ポーランドのスタッフは彼をメディアから遠ざけるために多くの助けをした。2002年、スヴェン・ハンナヴァルドは疲労困憊し眠れないほどであった。この観点から小林を助けているもの…それは英語力の欠如であろう。通訳の助けを借りているにも関わらず、ジャーナリストは彼から簡単な答え以上のものを得ることができないのだ。

他の人々はこの日本人に対して何と言っているだろうか?

Richard Freitag(ドイツ):彼が成し遂げたことは素晴らしいことだ。まるで一瞬の出来事だった。

Werner Schuster(ドイツチームコーチ):スキージャンプ界に必要だった新しい血が入ったことはいいことだ。彼はまるで全てを楽しむ小さな子供のようだ。日本人は通常ヨーロッパへの適応に問題を持っている。食べ物、睡眠、順応。彼はまるでコンピューターゲームで遊んでいるかのようだ。

Andreas Goldberger(オーストリア元スキージャンパー):彼は群衆の声を全て理解しきっていないというアドバンテージを持っている。彼について何が言われてるか理解していない。彼について何が書かれているか理解していない。他の有名選手に比べて低いプレッシャーになっているだろう。

小林の登場はヨーロッパには衝撃であった。にも関わらず、彼はまだ自身の国では有名な存在ではない。「ジャンプしていない時は、所属している建設会社へ通っています」ドイツのテレビ局にそう答えている。22歳はこの状況を変えたいと思っている。彼は中心で注目を集めたいと思っているが、英語で会話することを好まない。彼は日本における大スポーツスターになりたいが、まだそうではない。「フォーヒルトーナメント(スキージャンプ週間)は日本ではあまり有名ではない」と、日出づる国から来たジャーナリストはSkokiPolska.plとのインタービューでそう語った。

過去何年もの間、日本の偉大なスキージャンパーは葛西紀明と高梨沙羅であった。小林の功績は彼ら二人の陰に隠れている。そして世界一の小林となるのはもっと難しいであろう…。ホットドッグ、ハンバーガー、チキンウイング早食い世界記録保持者の小林尊がリーダーだからだ。

他のスキージャンパーやコーチに小林選手について質問していますが、英語が苦手なことは彼にとってメリットになっている、という評が多いです。そして、「世界のコバヤシ」になるには、ホットドッグ早食いチャンピオンの小林氏が立ちふさがっている、とも(爆笑)ポーランド人お得意のブラックジョークですね。

そして貴重な本人の英語インタビュー!
スキージャンプ週間のグランドスラムを達成した後のインタビューです。
英語頑張ってますね!ヨーロッパのメディアは彼のことを知りたがっているので、直接やり取りが増えたらもっともっと大スターになること間違いないのですが、言葉を理解しないことで他の選手よりも重圧を感じていないと評されているので、今のままがいいのかしら…。

日本のメディアでは?

日本のメディアでは、THE ANSWERの記事が丁寧でとても良く紹介されていると思います。過去記事を是非ご覧になって、日本で知られていない小林陵侑選手の凄さを知っていただければと思います。またNHKではスキージャンプ週間直後の単独インタビューも紹介しています。

22歳小林陵侑の覚醒を知っているか 欧州が「別の惑星の人間」と慄く、えげつない強さ

小林陵侑は「半端ない存在」 ジャンプ週間V3にライバル白旗「とにかく桁違い」

その他小林陵侑選手関連過去記事

「ジャンプ週間」総合優勝 小林陵侑選手 単独インタビュー全文(NHK)

シーズンは後半戦へ

まるでシーズンが終わったかのような盛り上がり(個人的な)でしたが、まだまだワールドカップは続きます。小林陵侑選手のみならず、お兄さんの小林潤志郎選手、若手の中村直幹選手、佐藤幸椰選手も上位に食い込む健闘が続いています。1月にはポーランドのザコパネで団体戦も行われるので、チーム全体としての結果も楽しみです。冬は嫌だけどスキージャンプだけは終わってほしくないジレンマと戦っています(笑)。

小林陵侑選手が大活躍!年末年始の一大イベント「スキージャンプ週間(Four Hills Tournament)」

2019.01.01

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