EUで一番滞在許可証を発行しているのはポーランド!

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以前、私自身のポーランドにおける滞在許可を得るまでの恨みつらみ(笑)について記事を書きましたが、それも一応の理由はあったという事が分かる記事が発表されていました。

滞在許可取得までの長い道のり

2018.10.01

★記事はこちら↓
Ukrainians are top leaders of requests for residence permit in Europe

この記事によると、2017年に約662,000人のウクライナ人に対しEUにおける滞在許可が発行され、なんとそのうちの88%はポーランドにおいて発行されたといいます。つまり、ポーランド国内でウクライナ人に対して582,560人の滞在許可が発行されたことになります。2017年にポーランド全体で発行された滞在許可の数は683,228人なので、実に全体の85%の滞在許可申請がウクライナ人によるもの。ちなみにこの数字、なんと2016年にポーランド全体で発行された滞在許可の数とほぼ同じです…!

そしてEU全体で発行された滞在許可の約20%はポーランドで発行されているのです。2016年まではイギリスにおける発行数が一番多かったのですが、BREXITの影響でその数は大幅に減少しています。それにしても、移民大国のドイツより多くの滞在許可が発行されているというのはかなり驚きです。

ポーランドでは労働許可で申請をしている外国人の割合が突出しています!

また、2016年と2017年にポーランド国内で発行された滞在許可数を比較すると、約10万人も増加している結果に。この数は滞在許可を発行された人の数なので、実際に申請した人の数はもっと多いことでしょう。

多くのウクライナ人がポーランドで就労を希望する理由は言語的な理由が一番大きいと言われています。同じスラブ語系の言語であり、簡単な会話であればある程度の想像力を駆使すればそこまで困ることもないのだとか。また、ポーランドの40代以上の人々は社会主義時代に義務教育でロシア語を履修している人々が多く、ロシア語の知識もウクライナ語を理解するのに役立つため、非スラブ語圏へ行くよりも敷居は低いようです。

実際、私の友人の家の改装にもウクライナ人の職人さんが来ていたらしく、ロシア語のやり取りで意思疎通が図れて何も問題がなかったと聞いてます。以前私が行った美容室でもウクライナ人美容師さんが働いていましたし、あまり珍しいことではなくなってきました。

勿論同じウクライナ人でも高学歴で外国語に問題がない人々は、勿論より所得が期待できる西側の国を目指すようですが…。

過去にポーランドでこの業界を担っていた労働者の多くはより稼げる国(イギリスやドイツ)へ出稼ぎに行ってしまっており、ポーランドでも人手が足りていないため、安い賃金で雇うことができるウクライナ人は多くの業種で歓迎されているようです。それもあって年を追うごとにウクライナ人労働者の数が増えていくのでしょうね。

これまで申請を重ねるたびに発行までの時間がどんどん長期化していましたが、ここまで増えていたらそれは大変だわな…とも思います。が、事務手続きの制度にもかなり問題がある(効率的でない!)とも実感しているので、今後増加が続く見通しがあるのであれば、役所の仕組みを代替的に変更するなり、一時的にでもスタッフを増やすなり、なんらかの措置をして欲しいものです。

なお、地域によっては滞在許可申請をするために数日前から役所前に並んで順番を待つ外国人がいるそうで、順番待ちのトラブルが起きているとの報道も出ています。また、子供がいる人々にとっては役所に並んで待つという事が大仕事であることは明らかで、その負担は単身者の数倍にもなっているでしょう。自分自身も何時間待ったことが何度もあるので、その苦労は想像に難くないです。

せめて申請時の受付方法を改善して、無駄に待つ時間だけでも減らしてくれるといいのですが…。いかんせん、外国人は「住まわせてもらっている」立場なので、優先順位は低いのでしょうね。悲しいことですが。

★記事はこちら↓
申請を待つ長い列、県庁におけるカオス

個人的推測ですが、今後もポーランドへ出稼ぎに来るウクライナ人の数は更に増えていくことと思います。事務サイドで手続き方法の改善が図られない限り、滞在許可申請~許可発行までの手続き及び期間はより煩雑化していくことでしょう。

私自身は今回3年間の滞在許可を取得しましたが、3年後のことを考えるだけで今から憂鬱になってしまいます…。

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