2018年から施行開始、日曜営業禁止法について

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2018年3月より施行された「日曜営業禁止法」により、今後ポーランドの小売店(ショッピングセンターも含む)は特定の日曜のみが営業可能となり、ほぼ日曜日は休業する運びとなりました。旅行でポーランドにいらっしゃる方など、今後の予定を立てる際に是非ご参考下さい。

日曜営業禁止法に基づく、2018年の日曜日営業予定カレンダー。×が休業日。

今後は段階的に日曜日の営業日を減らしていく方向で、今年は毎月第2日曜日と最終日曜日のみが営業日となります。 1年後となる2019年からは、毎月最終日曜日のみが営業日に。そして2020年からは毎週日曜日の営業は完全禁止になるそうですが、重要な年間行事の時期には例外的に営業を許可する日も出てくるそうです(クリスマス、イースターなど)。

なお、この法律は小売店を対象としていますが、以下に紹介する一部業態は対象外となっています。żabkaのようなコンビニエンスストアは、店舗のオーナーが直接営業をする場合に限り日曜営業が認められているため、各店舗によって対応が異なってきます。どこのżabkaも開店している訳ではない点をご留意下さい。実際、前回の日曜日、私の家の目の前のżabkaは日曜営業をしていましたが、街の中心部にあるżabkaは休業していました。

日曜も営業する店舗の業態(代表的なもの)

・パン屋
・お菓子屋
・アイスクリーム店
・ガソリンスタンド
・花屋
・レストラン、カフェ、ファーストフード店等の飲食店
・イベント時のお店の出店
・映画館
・劇場

グタンスク中央駅に隣接するショッピングセンターでは、日曜日でも営業を続けられるように業態の登録を「小売業」から「駅」に変更するため、ショッピングセンター内に電車の切符売り場を開設。しかも、各種鉄道会社とは切符販売の契約ができていないことから、駅で買った切符をショッピングセンターの窓口で転売するという、なんともトホホ…な策でなんとかこの法律の網目を潜り抜けているようです(笑)。これにはうちのポーランド人もニュースを見ながら大爆笑。そこまでするかーと突っ込んでおりました。

業態登録を利用して抗おうとしているのはショッピングセンターだけではなく、ガソリンスタンドでも。こちらでは店舗併設のコンビニをスーパーと同様の商品展開に拡充し、日曜にスーパーへ買い物へいけない顧客を取り込もうと計画しているとか(もしかしたらどこかではもう始まっているかもしれません)。

これまでの日曜日も、基本的に小売店(個人営業の店舗や路面店等)は休業にするお店が多かったので、お店が強制的に休みになるからといってそこまで大きな支障は無いように思いますが、今回の法律が施工されたことによる一番大きい変化はスーパーマーケットへの買い物ではないでしょうか。今までは日曜もスーパーが営業していたので「いつでも買いにいけるしいいか」と思っていましたが、今後は予め日曜の分を見込んだ買い物をしておく必要が出てきます。

とはいえ、以前からドイツやフランスでは日曜日は飲食店を除いて完全にお休みですし、この生活に慣れてしまえばそう大変なことでもないと思います。逆に北欧の国フィンランドでは、以前までは日曜日の営業が禁止されていましたが、段階的に日曜日の営業を認めるようになり、スーパーなども日曜営業するようになったのだとか。現地の人に聞いた意見では、労働機会が拡充されるし、日曜日勤務は手当ても厚いためがっつり稼ぎたい人にはいいチャンスになるとも。

ポーランドでは、主にショッピングセンターやスーパーで働く労働者への休暇権利を保護するためにこの法案が提出されたようですが、ここでも賛否両論はあったようです。今後どのようにポーランドで受け入れられていくのか、動向を見守っていきたいと思います。

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