ポーランドのニットカフェ、初参加してきました!

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私の貴重な趣味の一つに「編み物」があります。かれこれ4年前(?)ヨーロッパ各地を旅している時に、滞在先のホストに靴下の編み方を習ってからドはまり、以来あれこれ細々と編んでおりました。日本にいたときは同じく手芸が好きな友人と集会と称して、要はお茶を飲みながらお喋りを楽しむ集まりを開催していましたが、ポーランドに移住してからはすっかり…編み物好きが周囲にいなかったというのと、ポーランド語ができないのでどうやって情報を集めていいのか分からなかったため、一人自宅で編み物を楽しんでいました。

ポーランドでも編み物(ニット)は意外と人気だった

事態が急展開したのは今年に入ってから。たまたまfacebookを見ていた際に、知り合いの知り合いが「いいね!」した情報が私のタイムラインに表示されました。それが、私の住む街のカルチャーセンター(という名の公民館的?な公共文化施設。広い会議室みたいな場所。)で毎週開催されている手芸サークルのお知らせ。

何が書いてあるかはよく分かりませんでしたが(笑)、写真で「編み物!」とアンテナが反応。

きっと編み物スキが集まっているに違いない…とポーランド語も下手くそなのに一念発起して会場のドアを叩くことにしました。すると、同世代の女性から上は85歳のおばあ様まで様々なご婦人方がいらっしゃるではありませんか。やはりポーランドではニット(所謂棒針編み)よりもクロシェット(かぎ針編み)やタディングレース編みが人気のようで、年配の方の多くはそれらを制作していました。が、私と同じようにニット好きの方もいらっしゃって、お互い編んだものを見ては「あら、それ素敵!誰のデザイン?毛糸はどこのメーカーの?」とニットオタク談義も(笑)。

以来、おばさま方のパワーに圧倒されながらも(笑)毎週一回の集まりを楽しませてもらっています。パートナー曰く、このサークルに参加するようになってから私のポーランド語力が圧倒的に伸びたとか!好きな編み物もできてポーランド語の勉強にもなって一石二鳥です。それもそのはず、おばさま方は皆さん英語ができないうえ、それでもお構いなしに話しかけて色々聞いてくれるのです。私が理解できずにぽかーんとしていても、根気よくジェスチャーなどを混じえて相手にしてくれて、そのおかげでポーランド語が上達しているのかもしれません。とにかく皆さんおしゃべりが大好き!あっという間に時間が過ぎていきます。

ポーランドでも編み物人気は下火になっていると思い込んでいたのでこれは嬉しい誤算でした!

開かれたニットカフェへの扉

この手芸サークルに参加し始めてから約ひと月後、このサークルを主宰しているBasiaから「市内にある手染め毛糸のお店で月一回のニットカフェがあるんだけど、一緒に行かない?」とお誘いをいただきました。彼女は自身の編み物本も出版したり、ケーブルテレビで編み物番組もしているパワフルで素敵なニッター。実はその日は畑仕事をしようと思っており一度お断りしたのですが(笑)、「この会は月一回だけなのよ!畑は待ってくれるけど、編み物のほうが大事よ!」と説得され「確かに」と納得(このい意味不明の誘いで納得するのが編み物バカですね)。ドキドキしながら参加してきました。

Basiaはアクティブに活動しているニットジャーナリストです。もしご興味があれば、彼女のテレビ番組とニットブログを是非ご覧になってください。

▶Basiaが出演している編み物番組(ポーランド語)
Sztrykowanie na ekranie

▶Basiaのブログ(編み物テクニックや彼女の作品が見れます)
https://druterele.blogspot.com/?m=1

▶Basiaの指編み指南本

ポーランドの大きな本屋empikでも購入できます。

そもそもニットカフェとは

はっきりと決められた定義はないようですが、ざっくりといえば「お茶を飲みながらお喋りと編み物を楽しむ」くらいでしょうか。場所によっては講師となってくれる方がいて、初心者向けに講習のような形でニットカフェを運営するところもあるようです。

今回参加したニットカフェは特に定義はなく、皆さん自分が編んでいる編み物を持ってきて、わからない技法があるときにお互い質問しあったり、デザインを見せてどの色の組み合わせが合うか意見を伺ったり、かなり自由な雰囲気です。もちろん初心者さんがいればあれこれ世話を焼いてくれると思いますが、今回参加していたメンバーは皆さんかなりベテランのニッターさんばかりだったので、主に自分の作品を編んでは、いろんなお喋りを楽しむのがメイン。とにかくポーランド人はお喋りが大好き!口も指も動きが止まりません!(お喋りに夢中になりながら編み物ができるのがすごい!)

まさに夢に描いていたようなニットカフェ!

会場となる手染め毛糸のお店はこちらの手染め毛糸のお店「7oczek」です。お店は週末お休みですが、ニットカフェの日は特別に場所を開放してくださっています。素敵な色に染め上げられた毛糸に囲まれて編み物ができるなんて、ニッターにとっては夢のような場所です。(視点が編み物オタクモードになっているので、一般の方の賛同は得られないだろうなぁというのは承知の上での今回のポストですw)

こういうきれいな発色の毛糸は手染めならでは!

店主のAgnieszkaさん(奥)。お店の隣に工房スペースがあり、そこで毛糸を手染めしています。

勿論欠かせないのがおいしいお菓子とお茶。会場となるお店の店主、Agnieszkaさんがコーヒーや紅茶を準備してくださり、参加者が各自持ち寄ったホームメイドの美味しいケーキがお皿に沢山!ケーキを食べに来たのか、編み物をしに来たのか分からなくなるくらい、ケーキを食べるのにも夢中になってしまいました(笑)。ポーランドのホームメイドケーキは果物を使っている焼きっぱなしケーキが中心で、素材の味がダイレクトに伝わる素朴でおいしいものが多いんです!
恥ずかしながら私も抹茶のパウンドケーキを持っていきました。あまりお茶の味が濃く出なかったのでどうかなと心配していましたが、皆さんに喜んでもらえてよかったです。やっぱり抹茶は鉄板ですね。

左のケーキはダークチェリーの入ったケーキ。これが絶品でした!

買うまい、買うまい、言い聞かせていましたが、やっぱり買ってしまいました…決してお安くはないのに。でも嬉しい。とろける様な手触りの高級な毛糸。今から何を編もうかわくわくしてます。

当日はBasiaの娘さん(推定年齢8歳)も一緒に参加して、お母さんに助けてもらいながら編み物をしていました。こうやって手仕事が伝承されていくのでしょう。素敵なことですね!

こんなに小さいうちから棒針編みができるとは!

共通の趣味は言葉の壁を越える!

当初は私のポーランド語能力の低さから参加を躊躇していましたが、共通の趣味があることで言葉が通じなくても伝わること沢山あり、心配していたことが嘘のように心の底から楽しい時間を過ごすことができました。これまでポーランドでパートナーを介しての知人友人はできましたが、自分の世界で新しくできた現地の友達がいなかったので、そういうった意味でも本当に嬉しいことです。ポーランド生活が益々充実していくのを感じ、徐々に地に足がついてきたのかな?と思う日々です。

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