小林陵侑選手が大活躍!年末年始の一大イベント「スキージャンプ週間(Four Hills Tournament)」

<スポンサーリンク>


ポーランドでは大人気のウインタースポーツの「スキージャンプ」。今年もKamil Stoch(カミル・ストッフ)、Piotr Żyła
(ピオトル・ジィワ)、David Kubacki(ダビッド・クバツキ)選手等、多くのポーランド人選手がワールドカップで活躍していますが、年末年始にドイツとオーストリアで開催される「スキージャンプ週間」はその中でもかなり盛り上がる一大イベントの一つ!昨年はポーランドの大スター選手Kamil Stoch(カミル・ストッフ)選手が史上初の2連覇、しかも完全優勝を果たして話題になりました。彼の人気は往年の大スター選手Adam Małysz(アダム・マウィシュ)を凌ぐほど、いや、彼を越えたといっても過言ではないでしょう。冬の間は、ポーランド人と会話していると、何かとスキージャンプの話題で盛り上がることが多いです。私の周囲が特別…?かどうかは定かでありませんが(笑)。

オリンピックシーズン到来!ポーランドは断然スキージャンプが熱い!!

2017-12-10

Four Hills Tournament – スキージャンプ週間とは

ワールドカップの一環として行われている大会ですが、他の大会とは異なり、予選通過後の選手を「ノックアウト方式」と呼ばれる方式で二人づつ直接対決をさせ、勝者25名と「ラッキールーザー」と呼ばれる敗者の中の上位5名の選手が最終跳躍へ進む方式を取っています。これがより展開をドラマティックにして、ドキドキさせます。

また、スキージャンプ週間のみでポイント集計もしているため、ワールドカップランキングとは別に、この4大会だけでランク争いを行います。それまでシーズン中好調の選手が必ず勝つわけでもなく、スキージャンプ週間に何故か強い選手がいたりするので、予測しない結果が出るのもこの大会の魅力です。

過去には、1997年に日本の船木和喜選手が総合優勝を果たしています。丁度長野オリンピック前のシーズンで、一番好調だった時ですね。時差の関係のせいか、主にヨーロッパで開催されるウインタースポーツのワールドカップは、日本ではそれほどの盛り上がりが見られないのが残念です。ポーランドではこの時期のスポーツニュースはほとんどスキージャンプがトップニュースになっていますし(強い選手がいるから、という理由もありますが)、メディアへの取り上げられ方は日本の比になりません!

大会が行われるのはドイツ2会場、オーストリア2会場で、年末年始の約1週間で4大会を消化させるハードな内容。ただ、ファンからすると、毎週末を待たずに予選を含めてほぼ毎日のように競技中継を見ることができるのでありがたい限り!

日本のようにお正月特別番組があるわけでもなく、箱根駅伝があるわけでもなく、紅白歌合戦もないポーランドで、私の唯一の楽しみになりつつあります。これだけ一生懸命に見ている在ポ日本人は私だけかもしれない、と思うほど(笑)。

参考出典:スキージャンプ週間 – Wikipedia

昨年のスターはカミル・ストッフ選手 今年のスター選手は小林陵侑選手

出典:TVP info

なんといっても今年は日本の小林陵侑選手の大躍進が目を引きます!

ワールドカップ開幕後、ほとんどの大会で表彰台に上り、そのうち6回は優勝しています(2019年1月1日現在)!ランキング2位とのポーランドのPiotr Żyła(ピオトル・ジィワ)選手とのポイント差は200点以上と圧倒的な強さを誇っています!!

土屋ホーム 公式ホームページ

★公式instagram

Wyświetl ten post na Instagramie.

1位😆

Post udostępniony przez kobayashi Ryoyu🧚🏽‍♂️ (@ryo_koba)

ポーランドのメディアでも大きく取り上げられており、今年の彼の強さは誰もが認めるところとなっているようです。パートナーの家族も毎週のようにスキージャンプを見ているようですが、私の国の選手が活躍しているのが嬉しい、ポーランドの選手が負けているのは残念だけどリョーユなら仕方ない、リョーユが活躍することでお前が喜ぶならそれは素晴らしいことだ、などと、なんだかんだで応援してくれています(笑)。そのうち「コバヤシ」という名字がポーランドで一番有名な日本人の名前になるんじゃないか、と軽く錯覚するほど色んな人が「リョーユ・コバヤシ」を連発しています。

この熱狂ぶり、日本では想像できないのではないでしょうか?!

小林陵侑選手も地元紙のインタビューで「日本でももっと盛り上がってほしい」と言っていますが、本当にこれは素直にヨーロッパでの熱狂ぶりと比べて温度差が大きいのを現地で感じているからこその発言だろうなぁ、と思います。ワールドカップランキングでリードしている小林選手は現地では大スターです。その他のスキージャンプが盛んな国でも、スキージャンプ選手はサッカー選手並みの人気と認知度を得ています。日本もスキージャンプでは歴史があり、有力選手も多い国でありながら、盛り上がり方はヨーロッパに比べたら寂しいものです。

スキー ジャンプ 小林陵侑「もっと騒いで」 岩手日報インタビュー

他国のコーチも、スキージャンプ週間の優勝候補に小林選手の名前を挙げる人がほとんどというこの状況を、日本で誰が知っているでしょうか?!ああ、歯がゆい!是非オリンピック以外でももっともっと選手の活躍を注目して盛り上げてもらえたら、と切に思います。
(単に地味だからお金になりにくいのでメディアがつきにくい、っていうのはありそうですが…)

2019年1月1日に行われた大会の優勝後、ポーランドのテレビ局からもインタビューを受けていますが、英語-日本語の通訳を介したインタビューで、通訳の方がちょいちょい大事なフレーズをすっ飛ばしているので、ちょっと「?」なやり取りになっているのが残念…私が行ってお手伝いしてあげたいくらい…(ポーランド語との通訳は無理だけど英語なら何とか!)。

TVP SPORT 大会終了後インタビュー(2019.01.01)

小林陵侑選手への接し方に関するちょっとした物議もあった大会

スキージャンプ週間はまだ後半2試合を残していますが、初回の大会で小林選手が優勝した後、大会運営者による小林選手への接し方が非常に失礼である、という物議が起こり、ポーランドを始めとしてヨーロッパでちょっとした話題になりました。

というのが、ワールドカップのディレクターを長年務めているオーストラリア人のWalter Hofer氏が競技後の手続き及びテクニカルチェックを受けるため指定の部屋に入ろうとした小林陵侑選手を手で押しのけ入らないように阻止した(?)様子がテレビで生中継されたのと、テクニカルチェックへ行く途中で小林選手の腕を力づくで引っ張って彼を連行するような様子が映し出されたため。

ポーランドにおける反応は「勝者に対する適切な態度ではない」「Walter氏が今シーズン後大会から身を引いてくれるのはいいことだ」「カメラがこの様子をとらえてくれていて何よりだ」等々、かなり手厳しい反応です。いずれも、ワールドカップの勝者である小林選手に対する態度が、大会ディレクターとはいえあまりにも洗練されておらず受け入れがたい、という反応が中心。もしかしたら、スキージャンプファンが過剰反応しているだけかもしれませんが、そのような事が話題になった、というのも多分日本では紹介されていないでしょう。いずれにせよ、ファンの反応が小林選手を擁護するものであり、彼を素晴らしい選手として認めてリスペクトしているのがわかるエピソードの一つではないでしょうか。

スキージャンプ週間、残り2試合も楽しみ!

ここまで日本の小林陵侑選手を中心にご紹介しましたが、今期のポーランド選手ではベテラン選手のPiotr Żyła(ピオトル・ジィワ)選手が世界ランク2位と大健闘し、これまでのひょうきんなキャラクターを封印(?)して、かなり真剣なキャラクターに変貌しています。今までのような面白おかしいインタビューはもうしないのでしょうか。ちょっと寂しい気もしますが(笑)。

勿論、ポーランドの大スターKamil Stoch(カミル・ストッフ)選手も健在。昨季程まではいきませんが、世界ランク3位を維持し、その存在感を見せています。

スキージャンプ週間はこれからオーストリアに会場を移し、残り2試合となりました。大会ごとに違う選手が表彰台に上がるのも面白く、まだまだ誰が総合優勝するのか目が離せない展開です!日本でも是非注目してみて下さい!

オリンピックシーズン到来!ポーランドは断然スキージャンプが熱い!!

2017-12-10

史上3人目スキージャンプ週間完全制覇!小林陵侑選手に対する海外の反応

2019-01-08

<スポンサーリンク>



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください