春はもうすぐ!イースターエッグ講習会に参加してきました

<スポンサーリンク>


ポーランドの春の一大イベントといえば「イースター」。十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、キリスト教において最も重要な行事の一つです。私のポーランドの家族はほぼ無宗教なので、宗教行事としてイースターをお祝いすることはありませんが、生活に密着した年間行事として、生活文化の一つとして楽しんでいるようです。なのでこの時期になるとお母さんはイースターの準備でソワソワ。新しいオーナメントを買って窓の装飾をあれこれ考えながらワクワクしたり、忙しそうです。

この時期に店先でよく目にするようになるのが、そんなイースター用の装飾品。

特によく目にする装飾された卵は死と復活を象徴しており、イースターの飾りの中でも代表的なものの一つです。ポーランドでもイースターマーケットで伝統的な手書きの装飾が施された卵を見ることができますし、インテリアショップやスーパーでも廉価の卵装飾が沢山売られています。自分のお気に入りのデザインを探すのもこの時期の楽しみの一つですね。

イースターエッグを模した形にイースターのデザインがアイシングされたお菓子も

そんな中、私が参加している手芸サークルのおばさまからイースターエッグを装飾する講習会に誘っていただきましたので、勇気を出して参加してきました。というのも、私のポーランド能力はかなりヨチヨチ。ポーランド人が話していることはいくつかのキーワードから自分で妄想して推測するくらいしかできない為、ちゃんと講習内容を理解できるか不安だったからです。それでも1年に一回の滅多にない機会だと思い、えいや!と参加してみました。

会場は、手芸サークルのサロンにもなっている街のカルチャーセンター(という名の大きな会議室みたいなスペース)。当日の参加者は10歳以下の小学生から、60代のご婦人まで20名ほどが参加。親子で参加している人も多く見られました。勿論アジア人は私だけ。

講師のOlgaさん。謎のアジア人の私にもスマフォのグーグル翻訳を駆使してコミュニケーションして下さるパワフルなおばさま。

説明は全てポーランド語なので、皆さんの手元の動きや行動を観察しながら真似てなんとか講習についていこうと必死になりました(笑)。

今回教えていただいたのは、藁の中の綿(写真参照)と使いっ端の毛糸を使った、以下の写真のような卵の装飾。

Olgaさん作のカラフルで美しいイースターエッグ。色使いがポーランドっぽくもあり素敵です。

植物の茎?のような藁のようなものから、茎の中の綿を取り出し使います

カラフルな使いっぱしの毛糸

この装飾は、私が参加している手芸サークルのメンバーでもあり、今回の講師をしてくださるOlgaさんが長年取り組んでいる手法です。これが伝統的な装飾なのかどうか伺いましたが、この地域(シロンスク)の伝統ではないとおっしゃっていました(と思います…)。色をつけた卵をニードルでエッヂングして絵を描くイースターエッグは伝統的だとお話されていたので、彼女のオリジナル、もしくはどこかの手法を取り入れたのかもしれません。今度じっくりお話を聞いてみたいと思います。(講習会当日は忙しくてグーグル翻訳を使っている時間がなかったので(笑))

この藁から綿を取り出す作業が想像以上にかなり難しく、参加者みんなで悪戦苦闘。なかなか先生のようにスパーーーっと綺麗に取り出せず、周囲には切れ切れとなった藁のゴミが…(涙)。最終的には先生が事前に準備しておいてくださった、綺麗な状態の藁の綿を使って装飾しました。
(さもなければ、一生綿取りで終わってたかも…)
実際に使う卵は本物を使用。予め先生が中身を空にした卵を準備してくださっており、一人一つづつ配られました。

先生のお手本。美しい…

卵には小さな穴が。ここから中身を出して空にしたようです。

一応お手本は見せてもらいましたが、後はそれぞれ参加者が思うがままに装飾を開始。卵にボンドを塗り、思い思いに綿の紐?や毛糸をつけて模様を描いていきます。子どもたちの集中力も中々で、私と同じテーブルにいた8歳ほどの小さな男の子も、自分の世界に入り込んで黙々と作業していました。皆すごいです!私も負けまいと集中してみましたが、時間ぎりぎりになってやっと完成。第一印象は簡単そう?と思ったイースターエッグの装飾ですが、中々大変なことが分かり勉強になりました…。これからイースターマーケットで見る手作りの卵たちの見る目が変わることでしょう(笑)。

デザインも人それぞれ。さて私のはどこでしょうか。

最後はみんなの卵を集めて記念撮影です。誰も先生のお手本どおりに作っていないのはさすが!それぞれ個性が出ていて見るのも楽しいですね。Olgaさんはカルチャーセンターだけではなく、美術館や近郊都市のイベントでも講習会をされているようで、今月はほぼ毎日どこかに行かれています。イースター前は大忙しのようです。

講習を通して、このイースターがポーランド人にとってどんな行事なのか、どれだけ人々の気持ちをわくわくさせる行事なのかが直接伝わってきて、また一歩ポーランドに近づけたような感じがしました。講師のOlgaさんの作品は日本で展示されたこともあるそうですよ!どなたか見たことがある方がいらっしゃればご一報を♪

<スポンサーリンク>



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください