ポーランドの隣国であるウクライナをロシアが侵攻し始まった今回の戦争。日本にお住いの皆さんも心を痛め、安全な場所を求めて国を追われた何百万ものウクライナの人々に心を寄せて下さる方も多いかと思います。
私の家族が教員として在籍しているポーランド国立カトヴィツェ芸術大学にもウクライナの芸術大学に在籍中の学生が避難し、学内で共同生活を始めました。
2022年3月19日現在、リビウ国立芸術アカデミーから18名、その他にもハリコフ、キエフから3名の学生が到着しており、今後最大40名の学生をウクライナ全土から受け入れる準備があるとのことです。
既に大学側では、宿泊施設及び無料のポーランド語学習環境を提供し、大学での授業への参加及び学業の継続をサポートしています。
しかし、これら避難してきた学生の生活面でのサポートをする為の十分な予算が確保されておらず、また短期的ではなく、可能な限り長期(少なくとも今学期が終了する6月末まで)で学生を受け入れ続けたいと考えているため、大学が募金を立ち上げました。
募金で集まった資金は、全てこれらウクライナからの学生の生活を支援するために使用されます。
また、国立大学が行っているため、集まった募金を流用することもまず心配ありません。
大学の声明はこちらで読めます。
「ウクライナへの侵攻-大学の考え」
皆様もご存じのように、既にポーランド国内には200万人もの人々がウクライナから到着しており、国内で支援を募っても飽和状態であるため、現状支援金集めが大変難航しています。
ブログに先行し、twitterで募金協力を呼び掛けたところ、既に何名もの日本人の方々から募金していただきました。ご協力、ご賛同いただきありがとうございます!
【支援の紹介】
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ポーランド国立カトヴィツェ芸術大学https://t.co/LcrwWNJPyvにウクライナからの美大生18名(今現在)が滞在を始めました。今後最大40名までの受け入れを表明しているも、大学側に支援を持続させる十分な予算がありません。その為、学生の生活支援となる寄付を募っています。 pic.twitter.com/b2Mliuc4Kj— POLSKA1,2,3 (@2Polska1) March 9, 2022
将来のデザイナー及びアーティストが安心してポーランドで生活ができるよう、また学業を諦めることなく継続できるような環境を整えることができるよう、是非日本の皆様にもご支援をお願いしたく、ブログの記事にしました。ご協力を何卒よろしくお願いいたします。
募金の仕方
①pomagam.plの募金サイトに行きます。
②画面右横の赤枠Donate nowをクリック
③募金する金額を選択します。表示されている以外の金額を希望する場合はOTHERをクリックし、金額を指定してください。画面下にあるチップ入力欄ですが、募金サイトへのチップとなります。0%でも募金できますので、チップを払いたくない場合は、設定変更をしてください。
現在のレートで1zł=約27円~28円で推移しています。

④更に下にスクロールし、支払方法を選択します。クレジットカードかpaypalが簡単だと思います。
メールアドレスと氏名入力してください。
⑤内容を確認し、Donate Nowをクリックします。
⑥クレジットカードを選択した場合はカード情報を入力する画面になります。
(paypalはアカウントがないため試すことができませんでした)
その後、各クレジットカード会社の認証画面になると思うので、手順に従って支払いを完了します。
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