ホインカ(クリスマスツリー)が我が家にやって来た!

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クリスマスまであと1週間と少し。ポーランドの街中のイルミネーションやデコレーションもいよいよ出揃い、クリスマスムード全開になってきました。12月中旬に入ったくらいからスーパーや市場、ホームセンターで目にするのがクリスマスツリーの販売です。

ポーランド語ではクリスマスツリーのことを「Choinka(ホインカ)」と言います。

日本でメジャーなプラスティックのツリーも売っていますが、こちらでは断然本物のもみの木のツリー!一体、毎年どこからこんなに沢山のツリー用の木が運ばれてくるのか不思議なくらい、お店の前の特設会場には大量のツリー用の木が売られています。ポーランド人曰く、面倒な人はプラスティックのツリーを毎年使うけど、雰囲気が全く違うし本物じゃないと意味がないから嫌だ、だそうで。思い入れも我々日本人とは違うようです(笑)。大抵の家庭では本物を買うようです。

元々ポーランドにはクリスマスツリー文化がなかった

元々ポーランドにはもみの木等のいわゆるクリスマスツリーを飾る文化はなかったそうですが、19世紀ころにドイツからこの文化が普及して今に至るそうです。では、それまではクリスマスの装飾はどうしていたのでしょう?

それまでは、藁がついたままの大麦やライ麦を使い、以下の写真のような束ねた藁を立てて飾る装飾を作っていたそうです。藁は収穫されたものの中から、しっかりしていて強いものを選び、特別な行事のために保存して使っていたとのこと。また、藁がおかれた場所は神聖な場所になるという考えがあり、クリスマスのテーブルの下や、テーブルクロスの下、また部屋中を藁で敷き詰めたりしていたそうです。
(より詳しい写真や情報はhttps://lamusdworski.wordpress.com/2016/12/23/decorations/(英語)をご覧ください)

出典:https://lamusdworski.wordpress.com/2016/12/23/decorations/

今ではクリスマスツリーが大半を占めますが、この藁で作られた飾りはクリスマスマーケットで売られているのを見たことがあるので、文化として受け継がれてはいる模様です。

出典:Polish Cultual Institute in UK

また、田舎の地方では紙と藁で作られたシャンデリアのような装飾“Pająki”(パヨンキ)を天井につるす文化もあるそうです。北欧でいうところのヒンメリのようなイメージと同じだと思います。イギリスのポーランド広報文化センターでは、このパヨンキを作るワークショップを開催していたようです。こんなに素敵な飾りが自分で作れたら素晴らしいクリスマスが迎えられそうです!

クリスマスツリーの種類

店頭で売られてるクリスマスツリーですが、サイズ以外にも以下のような違いがあるツリーが売られています。

・根が付いていて鉢植えに植えられているもの、根から下は切り落とされているもの
・木の種類(もみの木、トウヒ)

もみの木(ポーランド語「Jodła」)の特徴は枝が落ちにくいのと色がトウヒに比べて緑が鮮やかな事。対してトウヒ(ポーランド語「Świerk」)は、その独特な香りが特徴で、もみの木に比べて枝は落ちやすく掃除が面倒な点が難点。だからでしょうか。もみの木のほうが2、3割ほど値段が高いです。

トウヒのクリスマスツリー。 1.5m程のサイズが1000円程度です。

もみの木のツリーはトウヒに比べ割高ですが、それでも1500円以下です!

我が家の場合、クリスマスの主導権は一番盛り上がっているパートナーにあるため(正直私はそこまで盛り上がらなくても大丈夫)、香りを楽しみたい彼の意見を優先し、毎年トウヒのクリスマスツリーを買っています。確かに掃除は大変なのですが、あの独特な香りが部屋に充満するのも季節を楽しめている感じがして中々いいものですよ。

我が家のクリスマスツリーはこんなんです

私たちの住むアパートも決して大きいとは言えないのですが、リビングスペースになんとか場所を作り、今年もクリスマスツリーを飾りました。パートナーはクリスマスのことを考えると心が躍るのを止められないようで、普段は頼み事もすぐにしてくれずイラっとさせられるのですが、クリスマスツリーの準備だけはテキパキと鼻歌を歌いながら(もちろん片手にはビール…)サクサクっと設置完了。クリスマスの力、恐るべしです。

皆さまも素敵なクリスマスをお迎えください!

クリスマス後のツリーはどうなる?

ツリーの処分のタイミングはいつか(2019/1/25追記)

お伝えした通り、生木のツリーを飾る人が多いポーランドですが、クリスマスツリーはいつまで飾るものなのでしょうか?これは特に決まりはないようですが、公現祭 (Święto Trzech Króli)である1月6日以降に片づける家庭が多いようです。確かにこの辺りから捨てられたツリーをゴミ捨て場で目にする機会が増えてきたような…。私のパートナーは「ツリーが元気なうちはいつまでも飾っていたい」というので、ギリギリまで楽しみたい人もいるにはいるようです。というわけで、我が家のツリーはまだリビングで現役です。
それにしてもゴミ捨て場に置かれているツリーのなんとも寂しい感じと言ったら…ストーブがあるうちでは、薪にしてストーブにくべることもあるのだそうです。毎年のことですから、相当な量のツリーが消費されているのでしょうね。

無理やりツリーを押し込んでる人も

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