2017年 クリスマスマーケットの様子 Katowice編

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この時期になると、老若男女問わず心をウキウキさせるのがクリスマスマーケットではないでしょうか。ポーランドでは、早いところで11月下旬から、遅くとも12月上旬には各都市の中央広場や大きい広場でクリスマスマーケットが開催されます。私が住む中規模の町でも、中央広場(リネック)で開催されていますが、今年はなんだかイマイチな気が…。滞在も2年目になり、私が慣れてしまったからか、それともマーケット自体がしょぼくなっているのか、多分前者だと思うのですが(笑)

そのような訳で、今年は比較的大きめの都市、Katowiceのクリスマスマーケットを覗きに行ってきました!

Katowiceの位置

主要都市からのアクセス:ワルシャワからEIP(ペンドリーノ)で2.5時間、クラクフからバスで1時間。ポーランド南部の工業地帯、シロンスク県の県都です。

駅前でクリスマスツリーの無料配布会が!!!

Katowice中央駅を出ると、やや広めの広場のような場所があります。
ここを抜けてクリスマスマーケット会場まで行くことになるのですが、ここにも大きなツリーが。そして、広場の周囲にはなにやら人垣ができています…。

何をしているかはわかりませんでしたが、元来ミーハーなのでとりあえず行列に並んで様子を伺ってみると、なんとステージでFM局主催のイベントが行われており、クリスマスツリー(本物のもみの木です!)を配布しているではありませんか!!

司会のお兄さんに「日本のお嬢さん、ようこそ!」と歓迎されたが、ツリーは無し。

枝が広がって邪魔になるので専用ネットで覆ってから引き渡されます。

丁度我が家でも数日前からクリスマスツリーをいつ買いに行くか、の話し合いをしていたので、これ幸いとばかりに自分の順番が来るのをドキドキしながら待っていました。(電車で来ているので、当然自分で担いでもみの木を持って帰る必要がありますが、タダでもらえるならそれくらい、の心意気でいましたw)

しかし、残念ながら私の20人ほど前でツリーは終了…。電車が10分ほど遅れていたので、定時で到着していればツリーが貰えたかもしれない、と悔しい気持ちに(笑)。とはいえ、60Zl前後で買えるので自分で買いなさいよという話ですが。

クリスマスマーケットの様子

さすが、シロンスク県の県庁所在地だけあって、クリスマスマーケットの規模もかなり大きくお店も沢山出ています。が、1/3はクリスマス感のない普通のニット帽子屋さんだったり、香水ショップ(クリスマスプレゼント用でポピュラーなのでしょう)など、ちょっと期待と違うなぁというお店だったりするので、若干がっかりするかもしれません。

私が今年一番がっかりしたのは、蜜蝋キャンドルを売っているはちみつ屋さんの数が少ないこと!
去年はどこのはちみつ屋も数多くの蜜蝋キャンドルを扱っていて、聖ミコワイ(サンタクロース)のモチーフ、クリスマスツリー、様々な動物の形を模した蜜蝋キャンドルが沢山あって心躍らせていたのですが、今年はほとんどのお店で数点在庫があるのみであまり売られていませんでした。今年は元々準備されていなかったのか、それとも私が訪れたのが遅すぎたのか。次回、イースターマーケットの時に楽しみはとっておこうと思います。

いい写真が少なくて申し訳ありませんが、どのような店舗が出ていたのか、雰囲気だけでも写真で味わってみてください。

さすが工業地帯だけあって(?)ボルトやねじの形をしたチョコレートもありました!

アイシングが施されたクリスマス用のスイーツ(piernik)も沢山並んでいます。

クリスマスらしい素敵なオーナメントが目を引きます。

賃貸じゃなかったら正面ドアに飾ってみたい、素敵なリース

ポーランドのスープや伝統料理ビゴスを売る屋台も

ポーランドのスープや伝統料理を売る屋台も!

ホットワインみたいなスパイスが装飾されたリースも素敵!

クリスマスマーケットの楽しみといえばホットワイン!

ポーランドに限らずクリスマスマーケットの定番はホットワインですね!赤ワインに、シナモン、クローブ、八角、オレンジなどを加えて煮込んだ、冬の定番の飲み物です。ホットワインが売られている建物は、メリーゴーラウンドのような形をしており、お店を見るだけでワクワクしてくるかわいい造りです。

Katowiceのクリスマスマーケットでは寒い夜でも飲食が楽しめるように、簡易テントが建てられてテーブルが設置されていました。特に風が強い日など、いくらホットワインで体を温めても凍えてしまうので、こういった設備は来場者に暖かい配慮だと思います。
実際、買ってきたグリルソーセージやホットワインを片手にこの簡易テントで会話を楽しんでいる人が数多くいました。

これで風が吹く寒い日でも安心して?ホットワインが楽しめますね

マーケットならではの美味しいハムやソーセージ

クリスマスマーケットに限らず、この手のイベントのマーケットではBIO商品や生産者直売のお店、所謂「ちょっと気の利いた、いい質のお店」が出ていることが多いです。特にハムやソーセージは、町の肉屋では売られていない、ちょっと贅沢で、ちょっとお値段もよくて、とっても美味しいハムやソーセージが売られています。

手作りハムやソーセージが所狭しと並んでいます

中にはトナカイの肉の加工食品を売るお店も。

普通にスーパーで買うよりも3割ほど高いので結構贅沢だなぁと思いつつも、それでも45zl/kg(約150円/100g)程度の値段。
私が日本に住んでいた時に大好きでよく通っていたドイツハム・ソーセージ専門店の半額以上の安さです。とはいえ、ポーランド物価で考えたらそこそこなので、私は少しづつ味見をする感覚で、買いすぎないよういくつか購入するようにしています。

ポーランドの伝統的なクリスマスの装飾「Szopka(ショプカ)」

Gliwiceの中央広場にあるSzopka

KatowiceのSzopka。

キリストが馬屋で生誕したという聖書の記述に基づいて、その様子を再現した大きな模型がクリスマスマーケットには展示されています。街によってデザインや展示の仕方が異なるので、色々な街のSzopkaを比べてみるのも楽しいのではないでしょうか。

ポーランドの自治体はクリスマスデコレーションに予算を惜しまない

文化の違いを強く感じたのが、どこの町でも行われている自治体によるクリスマスイルミネーションやデコレーション。地方自治体は年間予算の中にかなりの金額のクリスマス予算を計上しているようで、町の中心部に飾られる巨大クリスマスツリーやイルミネーションは相当力が入っています。パートナー曰く、もし自治体がクリスマスのデコレーションに金を惜しんだら市民から苦情が来るだろうと言うのです。

日本に置き換えたら、お正月飾りの感覚が一番しっくりくるかなと思います。さすがにクリスマスの装飾に自治体が巨額予算を投じたら市民から苦情が殺到しそうですが(笑)、お正月の飾りはある程度は許容されてるのではないでしょうか。とはいえ、こういった文化的な行事に大きな予算が組めるのもヨーロッパだなぁと羨ましくなります。日本は経済大国と言われていますが、文化を日常で普段着で楽しめる機会が少なく、また文化事業に税金を使うことに対して人々の目も厳しい印象がありますので…。日本の素晴らしい文化はどんどん衰退していってしまうんじゃないかと切なくなります。

寂しい冬をクリスマスマーケットで乗り切ろう!

天気もあまりよくなく、スモッグもひどく、日照時間も少ないポーランドの冬…。
(すみません、もう冬に関しては暖房以外にポジティブな意見が持てませんw)

クリスマスマーケットや町中のクリスマスに浮かれる雰囲気が、この寂しい冬を乗り切る元気をくれているように感じます。我が家は無宗教なので宗教的な理由でクリスマスを楽しみにするわけではないのですが、それでもとても特別な年中行事として、神様を信じていないいい年したおっちゃんのパートナーをですら、日々ウキウキ心を踊らさせるのですからすごいです。

今月はクリスマスネタが中心になりそうですが、また関連記事を載せたいと思います!

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