諸聖人の日の夜、そしてポーランドのお盆

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ここ数日にわたり、あれこれと諸聖人の日、死者の日に関する投稿をしてきましたが、いよいよ今日がその当日。

「死者の日」直前、本日の市場の様子

2017.10.31

季節の商品チェックは市場で 〜10月編〜

2017.10.27

ポーランド国内は、まるで日本のお盆、年末年始の時のように帰省ラッシュが始まっており、ニュースでもその様子を伝えていますが、そのまんま日本のお盆のようでなんだか懐かしくも感じます。

帰省ラッシュが続く街中からのレポート

空から見たお墓の様子。
明かりが沢山灯っているの、見えますかね…?

11月1日「諸聖人の日」から11月2日「死者の日」の前後2日くらいから、ポーランドでは本格的な帰省ラッシュが始まり、お墓のある地方へ帰ったり実家へ帰る人、そして墓地目口をする人々であちこちが混雑しています。警察の特別任務のコードネームとして、この時期の任務は「Akcja Znicz」と言われているそうで、その名も「ランプ活動(?)」とでもいいましょうか。お墓に置くランプからその名前がつけられたようです。この時期は交通事故も多く、道路は麻痺するため交通整理の必要もあり、また多くの人がお墓参りに行くためにその隙を狙った空き巣も多いのだとか。一年で一番警察が忙しい時期といっても過言ではなさそうです。

私の住む地域では今日のバスは無料だったのですが、このような混雑を避けるために、公共交通を使うように配慮しての取り組みなのでしょう。が、しかし、そこまで効果があるようにも見えませんでしたが…。皆、大きなフラワーアレンジメントや菊の鉢植え、ランプなどを持ってきているので車のほうが便利だからかもしれません。


私の家の前は墓地なので、朝早くから大変な人出で混雑していました。こんなに混雑しているのは、サッカーの試合があるときでもそうありません(笑)。
車で来る人も沢山いるため、道はずっと大渋滞が続き、墓地の前の横断歩道では警察官が交通整理を始めていました。久しぶりの大勢の人なので、飽きずに窓からずっと眺めてしまいました(笑)。

また、市場も特別営業をしており、中ではおもちゃや風船を売る露店も出ていて、それはまるで日本の初詣の時の神社のようでもあり(笑)。勿論伝統的なものではないのでしょうが、ポーランドでは中々目にする機会がないので面白く感じます。

夜になると、お墓参りした人々が灯したランプが美しく輝きだします。お墓の上には所狭しと置かれた菊の花やランプがずらり。日本では見ることの出来ない、とても幻想的な世界が広がります。今日は亡くなった方々を悼む日なので、お墓では笑ったり大声で話すことは良しとされていません。私もうっかり話に夢中で笑いそうになり、パートナーに注意されてしまいました。すみません…。美しく燃えているランプを見ながら、亡くなった方に思いをはせる、静かな日でもあるのです。私たちはクリスチャンではありませんが、日本のお盆のような気持ちで、私もご先祖様のことを思ってなむなむ、と心でつぶやいてきました。

ランプの近くにいると、寒さを忘れるくらいの暖かさを感じられます。

特定の人ではなく、全ての亡くなった方々のためにランプを灯す場所。

多くの人々がランプを灯し、マリア像の前は暖かく、優しい気持ちになる空間になっていました。

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